最近よく聞くようになった「格安SIM(シム)」や「MVNO」
たしかに耳にすることは多くなったけど、よく分からないという人は多いと思います。
この記事では格安SIMやMVNOについて、分かりやすく解説してみました。
ちなみに自分は、2016年から格安SIMの「iijmio」を利用しています。
格安SIMとMVNOってなに?
まずは分かりやすいように、格安SIMやMVNOの前にMNOから説明します。
MNOとは
移動体通信事業者(Mobile Network Operator)のことです。
英語の頭文字をとって「MNO」と呼ばれます。
MNOと呼ばれるのは、おなじみのドコモ、au、ソフトバンクです。
これら3社はキャリアとも言われ、日本のケータイ・スマホ業界の大手です。
MVNOとは
仮想移動体通信事業者(Mobile Virtual Network Operator)のことです。
英語の頭文字をとって「MVNO」と呼ばれています。
通信インフラを他社から借りて事業をしている通信会社のことを指します。
例として、日本通信、iijmio、mineo、LINEモバイル、楽天モバイルなどがMVNOです。
多くの会社がMVNOとして通信業界に手を出しており、2017年12月時点で800社を超えています。
すごい数の会社がMVNOとして、安くサービスを展開していますね。
MVNOはMNO(ドコモ、au、ソフトバンク)から回線を借りることで通信サービスを提供しています。
MVNOは自社で通信インフラ(回線)を持っていないのです。
どうして値段を安くできるの?裏があるんじゃないの?
上で説明したようにMVNOは、自社で通信インフラを持ち合わせていません。
ドコモなどの大手から回線設備を借りることで、安くサービスを提供できるようになっています。
回線設備の維持にはかなりの金額が必要ですが、その維持費をなくすことでサービスの低価格化が可能になっています。
また多くのMVNOは実店舗を持たずに、インターネット上でサービスの受付ができるようになっています。
これも低価格化できる要因になります。
値段が安いため、安かろう悪かろうと思う人もいるでしょう。
それも多少は正解です。
詳しくは後述します。
格安SIMとは
まずはSIMカードと言っても、よく分からない人もいるでしょう。
SIMカードにはIDや電話番号など、顧客の情報を記録されています。
そのおかげで、どこの誰か特定することができるわけです。
ちなみにSIMカードにはそれぞれ大きさがあります。
一昔前はmicroSIMカードが主流でしたが、最近はnanoSIMカードが主流です。
では話を格安SIMに戻します。
格安SIMとはMVNOが提供するSIMカードのことです。
一般的に格安SIMとMVNOは同じような意味で使われていますね。
厳密には違いますが、どちらも値段の安い通信サービスという意味で通っています。
格安SIM、MVNOを使うメリット・デメリットは?
さて、格安SIMやMVNOについての説明は終わりました。
上でも少し触れましたが、MVNOには安かろう悪かろうな部分もあります。
MVNOのメリット・デメリットについては、それだけで1記事分になってしまいます。
以下の記事で詳しく説明しているので、興味のある人は読んでみてください。
それでは、良きスマホライフを。
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